東トルキスタンに自由と平和を


東トルキスタンの歴史と文化

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東トルキスタンの歴史

1.歴代中国王朝の東トルキスタン支配
2.ウイグルによるテュルク化とイスラム化
3.モンゴル帝国からヤルカンド・ハン国まで
4.ジュンガル帝国と清による侵略
5.ムスリムの大反乱とカシュガル・ハン国
6.2つの東トルキスタン共和国

東トルキスタンの文化

1.宗教及び祭り
2.偉大な著作
3.農耕と牧畜
4.食文化
5.音楽と舞踊

概要

 東トルキスタンは中央アジアに位置し、北京からは2400kmも離れている。古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、シルクロードの舞台として重要な位置を占めてきた。  シルクロードは3つに分れ、それぞれ天山北路、天山南路、西域南道と呼ばれていた。ここは東西の文化の交流の場であると同時に、独自の歴史と文化が育まれてきたのである。

 東トルキスタンはユーラシア大陸のほぼ中心部に位置し、世界で最も海から遠く離れた地域であり、周囲は高山に囲まれている。北はカザフスタンとロシア、北東をモンゴル、西をキルギスとタジキスタン、西から南西にかけてアフガニスタンとパキスタン、南はチベットとインド、そして東は中国と国境を接している。  降雨量が少なく、昼と夜の温度差が非常に激しい、典型的な内陸性気候である。春秋は短く、夏冬が長く、夏であっても場所によっては夜にセーターが必要になる。冬場は最低気温がマイナス20度にもなる。

 北部にアルタイ山脈、中部に天山山脈、南西部に崑崙山脈があり、これらの山脈によって大きく2つの地域に分けられている。天山山脈より南側はタリム盆地で、その中央部にはタクラマカン砂漠がある。
 アルタイ山脈と天山山脈の間にあるジュンガル盆地は、比較的降水量が多く、緑豊かな草原地帯が形成されている。
 石油、天然ガスをはじめとした鉱物資源、農産物、畜産物に恵まれた天然資源の豊かな地である。

 ここは中国とは別の文化が育まれてきた、テュルク系諸民族が住むトルキスタンであり、イスラム教が信仰されてきた地である。
 トルキスタンはパミール高原をはさんで東西に分けられている。西トルキスタンの諸国:カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベクスタン、トルクメニスタンは旧ソ連の崩壊と共に独立を果たした。
 東トルキスタンが悲願の独立を果たせる日は何時くるのか。
 現在中国共産党は、東トルキスタン包囲網を形成するべく、「上海協力機構(SCO)」をつくり、西トルキスタンへの影響力強化をはかっている。

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