東トルキスタンに自由と平和を


民族浄化
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 中国共産党は大量の漢族を移住させることによって、ウイグル族をはじめとする東トルキスタンの民族をマイノリティにおいやろうとしている。そして人口比率の低下だけでなく、東トルキスタンで代々培ってきた文化や言語、宗教の抹殺も同時に行っている。強制的な堕胎や避妊手術、政治犯などの虐殺、労働改造所への強制収容、核実験などとあわせて、まさに民族浄化が進められているのである。
 以下に示した1945年と2004年の民族の構成を見ると分かるが、漢族の異常な増え方が目立つ。
 漢族の移住は1950年代から始まり、工業開発や辺境の開拓、防衛などの名目で進められてきた。82年にはウイグル族と漢族とが同程度になるまで増えたが、90年以降は徐々に漢族の割合は減っていった。しかし現在は西部大開発と銘打って、企業や漢族の移住を煽っている。たとえば進出する企業には優先的な融資と優遇税制を実施し、移住する漢人には辺境地手当ての支給や、公務員給与の引き上げなどを行っている。

人口(1945年) 人口(2004年)
ウイグル族 298.85万人 (74.43) → 897.67万人 (45.73%)
回族 9.96万人 (2.48%) →  87.63万人 (4.46%)
カザフ族 43.86万人 (10.92%) →  138.16万人 (7.04%)
モンゴル族 5.97万人 (1.49%) →  16.96万人 (0.86%)
オロス族 1.94万人 (0.48%) →  1.13万人 (0.06%)
ウズベク族 1.02万人 (0.25%) →  1.42万人 (0.07%)
タタール族 0.56万人 (0.14%) →  0.47万人 (0.02%)
タジク族 0.82万人 (0.20%) →  4.35万人 (0.21%)
キルギス族 6.99万人 (1.74%) →  17.12万人 (0.87%)
シボ族 1.06万人 (0.26%) →  4.08万人 (0.21%)
満族 0.08万人 (0.02%) →  2.41万人 (0.12%)
漢族 22.24万人 (5.54%) →  780.25万人 (39.75%)
その他 8.19万人 →  11.46万人  
合計 401.54万人 →  1963.11万人  

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